ニッポンのセックス 2018年版

Pick up前回調査(2013年)との主な項目の比較

2013年におこなった調査から変化があった項目、注目すべき項目をピックアップしました。

恋愛対象の変化

恋愛対象を「同性」もしくは「男女」と答えた
20代女性が、
2013年度調査では
12.2%でしたので、3.2%増加しています。
女性全体でも若くなるにつれ、「同性」もしくは
「男女」と答えた数が増加しています。
2018年の「恋愛対象」調査の結果

セックス未経験率の変化

5年前の調査で「セックスの経験がない」と
回答したのは20代男性40.6%、
20代女性25.5%でした。
5年後の今
「セックスの経験がない20代」が
男女ともに減少したということ、
若い年代のセックス経験率は5年前よりも
上がっているということになります。
一方、30代以上は男女ともに
「セックスの経験がない人」が増加しています。
2018年の「セックス経験」調査の結果

初体験は交際相手?それとも?

5年前に比べ、男女すべての年代で
「付き合っていない人と経験」という
回答が増加しました。
2018年の「初体験の相手」調査の結果

初体験の相手とどこで知り合ったか

前回に比べFacebookなどSNSでの
出会いが増加しました。
全体では2.8%で
9番目ですが、20代での増加率が非常に高く、
20代男性は3.0%→7.3%、20代女性は
3.8%→11.2%と、
20代全体では3番目
(男性では4番目、女性では3番目)の
結果になりました。
2018年の「初体験相手との出会い」調査の結果

セックスの経験人数は
増えたのか減ったのか

各世代の男女全体経験人数が9.1人で、
2013年の調査結果の8.1人と比較すると、
全体の平均では経験した人数が
約1人増えています。
ただし、
20代男性に限っては6.7人と、
前回調査の7.4人より0.7人減っています。
「世代により増減の幅は異なりますが、
経験人数は増える傾向にあるのに、
20代男性だけ増えていない」と
捉えることもできます。
2018年の「経験人数」調査の結果

初体験の早い県

初体験の年齢が若い都道府県は、
前回に続き今回もまた、沖縄県が1位、
青森県が2位となりました。
2018年の「都道府県別・初体験の年齢」調査の結果

マスターベーション回数の1位は5年前と同じ都道府県に

「1カ月にするマスターベーションの回数」で
前回1位だった秋田県は、
5年後の今回も
1位となりました。
2018年の「都道府県別・マスターベーションの回数」
調査の結果

浮気率は特定年代で増加?

結婚相手・交際相手以外に
セックスをする相手がいる人は
全体の20.5%。
前回調査では21.3%なので
微かに(0.8%)減少しています。
ところが性別・年代別で見ると30代男性は
25.6%→30.9%、40代男性26%→30.1%と
大きく増加しています。
20代男性の
浮気率は前回調査よりも減りましたが
29.5%という結果です。
2018年の「浮気率」調査の結果

未婚で交際相手がいる人の割合

未婚の方へ「交際相手がいますか?」という質問で、
いると回答した方は全体では39%→36.1%と
微かに減少しました。
20代は男女共に
交際相手がいると回答した方が増加していますが、
それ以外は全年代で減少しています。
2018年の「未婚者の交際比率」調査の結果